麦兆歳時記

おためし写俳

 

 

小春日と犬

 

 

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一木一草の生命

この歳時記は、俳句経験者や初心者が俳句を作る時の参考として利用してください。

従来の歳時記との違いは、芭蕉研究の第一人者であり文学博士であり大学教授であった一俳人の生涯を写すように編集しているところです。

一木一草の生命を、「まことの心」を持って詠み込んだ金子恵泉の俳句をぜひ味わってください。いつしかそれはあなたの俳句の道の大きな拠り所となることでしょう。


『俳句ひとこと集』(恵泉語録より)

  • 自然に学び自然に随ふ。是を道といふ。
  • あたりまえのやさしいことばで。
  • 主観はくずれやすく、客観はくずれにくい。
  • 一年間は黙って人の行動を見よ。四季折々に人間が変化していることを見よ。
  • 体験することと、体得することのちがいを考えよ。
  • 俳句をしてその本質を失わしめないようにする為に必要なものは、日本人の心をよく済ませて、そしてその済んだ鏡を以って自然に対するということに尽きる。言い換えれば素直な心で自然に直接するということである。
  • 春になるとソツと芽を出すタンポポのように、春雨に濡れながら軟らかに伸びて行くよもぎの様に、黙って土の愛を享けながら大きくなりたい。人生にとってこんな幸福があるであろうか、此れ以上の歓喜や満足が又とあるであろうか。
  • 西行や芭蕉が何故旅に出たか、何故に旅に死したかを思えば、彼等が如何に熱烈に真剣に人生と取り組み、自然の真実を把握せんと努力し続けたかを悟り得るであろう。

麦兆歳時記


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